ブログ更新日時:2019年09月18日(ブログを読む)
わたしたちの先輩であり友人であった片桐ユズルは、パーキンソン病で2022年末から京都の宇多野病院に入院しておりましたが、2023年10月6日に息をひきとりました。92歳でした。
よくいらっしゃいました。このウェブサイトでは,心身の不必要な緊張に気付き,これをやめていく学習,アレクサンダー・テクニーク(アレクサンダー・テクニック)。たった850語で世界のほとんどすべてを言いあらわせるベーシック・イングリッシュと,それにもとづいた基礎日本語教育,そしてユズルにとって,これらの具体的方法論をささえている一般意味論についての情報を提供しています。
とくにアレクサンダー・テクニークのワークショップ,ベーシック・イングリッシュにもとづく教授法であるGDMなどの学習チャンスは,ユズルによるブログによって,比較的ひんぱんにあたらしい情報がのせられます。
ユズルのレッスン体験記もご覧ください。
またユズルおすすめのリンク集もありますので,ご利用ください。
京都精華大学名誉教授として「英語」「意味論」などで知られている。
戦争中,軍国主義のなかで少年時代をすごした体験から「ことばの魔術」に批判的な態度をもつようになり,ベーシック・イングリッシュや一般意味論に共感するようになった。1955年以来,高校,大学,おとな,こども,語学教師たちにGDMで教えつづけてきた。
1960年代から70年代へかけて,いわゆるフォークソング運動とかかわりながら,詩とか言語への関心が,言語化以前の心身問題へと移ってきた。日本へはじめてアレクサンダー・テクニークを導入したほか,バイオシンセシス,センサリー・アウェアネス,コンシャスタッチなどにも参加。ATI公認教師。京都・西宮・大阪などでレッスンやワークショップをしたほか,ボディチャンスなどでも教えた。