12月8日(金)名古屋YWCAでのアレクサンダー・レッスン
エルザ・ギンドラー以来, 欧米での気づきのワークでクラシックとなっている, 仰向けに横たわり片脚だけ床から数センチもちあげるという実験をしました (くわしくはチャールズ・ブルックス『センサリー・アウェアネス』伊東博訳, 誠信書房, 1986年, 96-99ページ)。
参加者のS.Hさんから,下記の感想をいただきました。
金曜日のワーク, ありがとうございました。
「思うこと」, からだのメカニズムの不思議に感動しました。
以前から腸骨, 座骨の辺が痛く, 夏にヨガを1時間半やったらやはり痛くなり, それ以来, この運動不足をどう解消し, 何で筋肉を維持しようか悩んでいました。 こんな方法もあったなんて・・・(自転車には毎日乗っているんですが)
[片脚だけ持ち上げる実験]は, 動かさずとも, 筋肉の動きを感じます。
今日も家で足と腕をやったら, 細胞がプチプチ, からだがジンジン, ムズムズしてきて,
筋肉の動きもきのうより感じられました。 実際に体を動かした時より, 動きというかうごめきというか「広範囲に」ああこの辺から動いているなという感覚がありました。 ほんとに不思議。
今日は, 随分楽にかる~く(伸びて長くなったような)足が上がりました。
6月に東京[で」ボーエンテクニークのワークを受けた時, 実際に[施術者]が指で筋肉を動かした後, 今度は自分だけでイメージでやってくださいと言われましたが, きのうのワークはその時のことを思い出しました。 その時は一つづつ背骨に沿っていくというのがなかなか根気のいる作業で, やっているのかどうなのか「感触」がなく, 半信半疑でした。
終わった後, 「これはいつでも自分でできますからやってみてください」と言われ, やってみましたが, ??? 背中は自分では触れないので, イメージするのも難しい。
きのうのように足などで段階を踏んでいくと違いが出てきて感じる, 何かをつかむところまでいけると思いました。
「思えば」, 中の筋肉が動くんだとわかった今, 体の使い方をまた変えることができるとうれしく思いました。
思えば, 心, 考えた方は変わります。 そして, それが体に作用するということもわかっていました。
でも, 筋肉に働きかけることができるというのは, 目からうろこ, ほんとにおもしろいですね。
それから, 今日, ドラマを見ながら挿入歌を口ずさんでいましたが, (私は声が出ず, 歌が歌えないという悩みあり) 声が喉からではなく, 腹から出ます。 腹から上昇気流が出て来てる感じです。
久々にワークの楽しさを経験でき, 学びの楽しさを思い出しました。
これからもいろいろ教えてください。
気づきの実験,12月8日,名古屋YWCA
投稿日 2007年2月1日