「 原発相きょう関西に説明,大飯再稼働理解求める」と5月19日の朝日新聞朝刊の見出しです。Question:「理解」をしたら再稼働をすることになるのですか? 再稼働に同意しないということは,「理解」しないからなのですか? 再稼働に同意しないひとたちは頭が固くて困ったひとたちだから,ていねいに「説明」してくださりに大臣がわざわざ来るそうです。さいきん政府やメディアは「理解」ということばをさかんに使って,わたしたちおろかなものどもを文明開化させ,そうしたら電気がついて明るい未来になるようにと思わせたいようです。いいえ,わたしたちは原発の危険を理解しているからこそ,再稼働に反対しています。地元がいいといったらいいじゃないかと原発村はいうでしょうが,地元はおおいい町と福井県だけではありません。びわ湖の水を飲むひとたちはみんな地元です。おおいい町と福井県は自分で賛否の責任をとりたくなく,国がいいといったから,といいたいようです。そこに国がつけこんで,「強い姿勢」をしめしはじめました。反対するのもは「理解」ということをしらない,ばかものだといわんばかりに「理解」をふりまわします。このように相手のいうことに賛成することが「理解」だとなると,教育が根本からなりたちません。だいたいおとながこどもに説教するときのパターンです。わかりましたか?
わたしたちは原発について無理解か?
投稿日 2012年5月19日